外国籍の学生・高校生も日本学生支援機構の奨学金を受けられます

出入国在留管理庁から、日本での進学を志す外国人住民のみなさまに向けて、「お金の心配なく学び続けたい外国籍の学生のみなさんへ」(PDF)が公開されましたので紹介します。

日本で学びたい外国人住民の皆様へ

「日本で大学や専門学校に進学したいけれど、学費や生活費が心配……」そんな悩みをお持ちではありませんか?日本には、意欲ある学生が経済的な理由で進学を諦めないための支援制度が整っています。2024年4月からは対象となる在留資格も拡大され、より多くの方が夢を追いかけられるようになりました。

① 申請できる在留資格

  • 特別永住者
  • 永住者・日本人の配偶者等・永住者の配偶者等
  • 定住者(将来、日本に永住する意思がある方)
  • 家族滞在(日本の小学校等~高校等を卒業し、大学などを卒業後も日本で就労・定着する意思がある方)

② 給付型奨学金と貸与型奨学金の違い

JASSOの奨学金には大きく分けて2種類あります。

給付型奨学金(+授業料等減免)
原則として返す必要のないお金です。世帯収入などの要件を満たせば、月々の奨学金に加え、入学金や授業料も免除・減額されます。

貸与型奨学金
卒業後に返す必要があるお金です。「無利子(第一種)」と、在学中は利息がつかない「有利子(第二種)」があります。

③ 世帯収入の基準(年収の目安)

支援を受けられるかは、世帯収入や家族構成によって決まります。

給付型
住民税非課税世帯やそれに準ずる世帯が対象です。年収の目安は約380万円以下ですが、子どもが3人以上の多子世帯や私立の理工農系の学生には、特例の支援があります。

貸与型
家族構成等によって世帯年収の限度額は異なりますが、無利子は約800万円以下、有利子は約1,250万円以下が目安です。

④ 支援額と対象の学校

対象校
大学、短期大学、高等専門学校、専門学校のうち、一定の要件を満たした学校が対象です。

支援額の例
給付型の場合、私立大学に自宅外から通うと最大で月額約7.5万円が支給され、さらに入学金約26万円、年額約70万円の授業料が減免されます。

⑤ いつ、どこに申請するか

いつ?
高校3年生の4月下旬から(予約採用)、または大学等に進学した後の4月、9月(在学採用)に募集があります。

どこに?
現在通っている学校(高校や大学)の窓口を通じて申請します。締切は学校ごとに異なるため、早めの確認が大切です。

まずは学校に相談を

この奨学金制度は、日本を支える次世代の力として、皆さんの「学びたい」という気持ちを応援するものです。
日本の学校で得た知識と経験は、将来の大きな武器になります。お金の心配を一人で抱え込まず、まずは学校の先生や専門家に相談してください。
皆さんの未来が、日本という地で明るく花開くことを願っています。